萩市須佐は、その名のとおり「須佐之男命(スサノオノミコト)」の歴史や伝説の逸話などが残る町で、面積は東京都港区の約2倍の広さ(約41平方キロメートル)ながら、人口はわずか1/100の2,500名弱、1,000世帯に満たない山口県の北東に位置するのどかな町です。
美しい海には「西の松島」と称されるように大小70以上の島が浮かび、外海に面した場所では縞模様の断崖絶壁『須佐ホルンフェルス』など、豊かな自然とのんびりした時間の流れ求め、夏には多くの観光客が訪れます。
主な産業は農業と漁業で、歴史的な生い立ちから名産品となった「赤米」や山間部で作られる「弥富そば」と、須佐を代表する一本釣りのケンサキイカ漁が名物。
そのほか、アワビやサザエのほか、5月から7月の時期には「亀の手(カメノテ)」と呼ばれる磯の珍味や、幻のウニとも呼ばれている「赤ウニ」など、豊かな自然だからこそ味わえる魚介類に恵まれています。